胎児ドッグとは、お腹の中の赤ちゃんの健康状態や先天性の異常を知ることができる検査のことです。別名「胎児スクリーニング」とも呼ばれる検査ですが、検査項目や方法が気になります。
また出生前の検査はたくさん種類があって、どれが良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか。ここではそんな悩める妊婦さんのために、胎児ドッグという検査について分かりやすく説明していきます。
胎児ドッグとはどんな検査なのか?
赤ちゃんを授かったお母さんは、お腹の中の赤ちゃんが健康に育っているか気になることがあると思います。こういった時に「胎児ドッグ」、別名「胎児スクリーニング」を受けることが可能です。
胎児ドッグとは、主にお腹の中の赤ちゃんの染色体異常有無を調べるための検査で、エコーを使用して胎児の健康状態、または先天性の異常などを詳しく確認することができる特徴があります。お腹の中の赤ちゃん用健康診断であると理解すると分かりやすいでしょう。
もちろん検査を受けるかどうかは、妊婦さんの希望、もしくは妊婦さんのご家族が希望の上、医師とのカウンセリングを行って決定しますので、状況に合わせて受検を決めることができます。
お腹の赤ちゃんに見られる異常は大きく分けて、
- 発育異常
- 形態異常
- 染色体異常
の3種類が存在し、胎児ドッグを受けた約3~5%の胎児にこれら何らかの異常が見られています。
一般的に行われる妊婦健診でも、母体や胎児に異常はないかという基本的な項目はきちんと検査されていますが、さらに詳しく調べたいという方は胎児ドッグなどの出生前検査を行うべきでしょう。
胎児ドッグの種類とは?
日本産科婦人科学会は、胎児の形態異常を見つけるために必要な胎児ドッグの受検回数として、妊娠初期である妊娠10週から13週、妊娠中期である妊娠18週から20週、妊娠後期である妊娠28週から31週の3回受検を呼びかけています。
胎児ドッグを受検できる時期や胎児ドッグの内容は医療機関によって多少異なりますが、主に以下の2種類に分けることができます。
初期胎児ドッグ
対象:妊娠10週から13週の妊娠初期
初期胎児ドッグとは、エコー検査や遺伝カウンセリングによって染色体異常を調べる検査です。血清マーカーテストと組み合わせて検査を実施する病院もあります。
検査で結果が出るもの
- ダウン症の21トリソミー
- 18トリソミー
- 13トリソミー
検査項目
- 手足が合計4本見えるか
- 心臓の三尖弁または静脈管の逆流はないか
- 頭は半球状であり、形に異常はないか
- 鼻骨はあるか
- 頭や首、胸やお腹に異常な量の液体が溜まっていないか
なお、この初期胎児ドッグで胎児の染色体異常の可能性が高いと診断された場合は、羊水検査や絨毛検査といった、他の検査で確定診断を行うことがあります。
中期胎児ドッグ
対象:妊娠18週から20週の妊娠中期
中期胎児ドッグとは、エコー検査を使用して胎児の体や臓器などに異常がないかを調べる検査です。血清マーカーテストと組み合わせて実施する病院もあります。
検査で結果が出るもの
- 臓器
- 顔面
- 脊椎
- 手足
- へその緒
検査項目
- 全身にむくみがないか
- 見た目に異常がないか
- 臓器に異常がないか
- 羊水の量に異常がないか
より安心な新型出生前診断“Verifi”
胎児ドッグと比較・ご検討いただきたいのが、八重洲セムクリニックと奥野病院の出生前診断である「Verifi」です。
アメリカの大手医療企業検査機関ベリナタ・ヘルス社による検査「Verifi」は正式な新型出生前診断あり、八重洲セムクリニックと奥野病院が扱っている負担の少ない検査です。
ベリナタ・ヘルス社は、遺伝子変異や遺伝子機能の大規模解析のためのライフサイエンスツールや統合システムの開発、製造、販売を手がけるアメリカの大手医療検査機関ですので、実績もあり安心して受けていただくことが可能です。
Verifiの特徴は以下の点になります。
八重洲セムクリニックと奥野病院は日本で初めて年齢制限のないNIPTを提供した医療機関であり、日本国内で最大の検査実績数をもっています。また、検査については出生前診断検査歴40年以上の産婦人科医師が担当しているので、質の高い検査を提供することが可能となっています。
Verifi Plus(税込242,000円)の方が若干お値段は上がりますが、妊婦さんにもお腹の中の赤ちゃんにも、より安心していただける充実の検査内容ではないでしょうか。
もちろんVerifiも内容が充実しており、経済的負担も少なく高い精度で検査できます。
出生前検査をお考えの方は、ぜひこの機会に、新型出生前診断「Verifi」をご検討してみてはいかがでしょうか。
安心して出産するための新型出生前診断(NIPT)という選択肢
■妊娠中のリスク管理には出生前診断が有効です
妊娠すると心身が変化をはじめ、妊婦さんとお腹の赤ちゃんは様々な要因から病気になるリスクが高くなります。出生前診断は妊娠管理の上で有益な情報源となります。
胎児に異常が見受けられる場合には早期に準備ができますし、流産しやすいなどの特徴が見られる場合は個別の対応をすることが可能になります。
早期の発見には、出生前診断の中でも採血のみで高精度の検査が可能なNIPT(新型出生前診断)がおすすめです。
■八重洲セムクリニック(東京)・奥野NIPTセンター(大阪 奥野病院横)のNIPTはこちら(新型出生前診断)
八重洲セムクリニックと奥野NIPTセンターの特徴、他院との違いについては「当センターが選ばれる理由」で解説しています。こちらも是非ご確認ください。
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