今回は妊娠20週の胎児の様子とこの時期の注意点についてお話ししたいと思います。
妊娠20週は子宮底長がおよそ18センチから22センチになり、つわりなどの不快な症状から解放され楽になったと感じる妊婦さんが増える時期です。
母体の新陳代謝が活発になり、妊娠前よりも髪の毛や爪が早く伸びてくることがあります。それではまず妊娠の胎児の様子についてご紹介します。
妊娠の20週の胎児の様子について
胎児の大きさ
胎児の大きさはおよそ250ミリメートルから300ミリメートル。体重はおよそ300グラムから350グラムです。
妊娠20週になると胎児は新生児の体型に近づきます。心臓の動きが強くなり、超音波検査で心音がはっきりと聞き取れるほどになります。また胎児は筋肉や骨が強くなり、手足の動きもより活発になってきます。
胎児の生殖器が完成に近づくため、性別がわかるようになります。しかしこの時期の性別判断はあくまでも目安のため、正確な判断はもう少し先になることもあります。胎児の位置によっては生まれるまで性器が見えない場合もあります。

五感が発達する
味覚、嗅覚、聴覚、視覚、触覚の五感がより発達しています。
この時期は、聴覚の発達が著しく、今まで以上に聞こえる範囲が広くなってきます。お腹の外の音が聞こえるようになるため、大きな音に反応して動き出すことがあるかもしれません。
睡眠リズム
妊娠20週になると、胎児はおよそ20分から30分おきに睡眠と活動を交互に行い、寝たり起きたりを繰り返すようになります。
胎動のサイクルで胎児が活動する時間がわかることもあります。胎動を感じる時はお腹を撫でたり話しかけたりしてコミュニケーションをとってみましょう。胎児は外の音が聞こえ始めるため、呼びかけに反応してくれることがあります。
胎児との触れ合いは、母体のリラックスにもつながるため楽しみながら行ってみてくださいね。
新生児に近い体型に
この時期は、身長や体重はまだ小さいものの胎児の体形は新生児に近い状態にまで成長します。
目は閉じていますが鼻や唇が形成され見た目は新生児そのものです。呼吸器も発達し、羊水を飲み込んで肺に止めてから吐き出す呼吸の練習をします。

妊娠20週頃の注意点について
この時期の注意点、それは後期流産です。
妊娠12週から妊娠22週に流産してしまうことを後期流産といいます。後期流産は初期流産とは異なり、子宮筋腫や子宮頸管無力症、過度の疲れやストレスによっても起こる可能性があります。
出血や腹痛といった症状が見られた場合は、すぐに病院を受診しましょう。

今回は、妊娠20週の胎児の様子とこの時期の注意点についてお話ししました。
妊娠20週になると体調や気分が落ち着いて過ごしやすくなってきたと言う妊婦さんが多いです。体調が良ければ、マタニティスイミングやマタニティーヨガなど妊娠中にできる運動に挑戦すると、運動不足の解消と気分転換にもなるのでおすすめです。
