今回は妊娠25週の胎児の様子と、この時期の注意点についてお話ししたいと思います。
妊娠25週に入るとお腹がさらに大きくなり、子宮底の位置がおへそより上になります。子宮底長はおよそ21センチから26センチ程です。子宮底長とは、恥骨結合部から子宮底までの長さのことで、胎児の大きさや羊水の量を確認する目安になります。
妊娠25週の胎児の様子
指しゃぶりの練習を始まる
妊娠25週になると、胎児は指しゃぶりの練習を始めます。お腹の中で練習することで、生まれてすぐ母乳が飲めるように準備しています。

聴力が完成
この時期から耳で音を感知することができるようになります。ただし、まだその音が何を意味しているか理解することができない状態です。
肺機能が発達
鼻の穴が開き、肺の機能が発達してきます。胎児は外に出てからの肺の呼吸の練習を始めます。毛細血管が透き通って見えるので、皮膚はほんのりピンク色をしています。
この時期の注意点
歯周病
歯周病があると、早産や低体重児を出産するリスクが通常の7倍になると言われています。この数字はタバコやアルコール、高齢出産よりも高い数値なので要注意です。妊娠中期は全妊娠期間の最も検査や治療に適した時期です。自覚症状がなくても歯科検診を受け、必要に応じて治療を受けておくと安心です。
減塩と低カロリーの食事
妊娠高血圧症候群や妊娠、糖尿病の予防のために減塩と低カロリーの食事を心がけましょう。1日あたりの塩分摂取量の目安は7グラム未満です。スナック菓子や加工食品に多く含まれるため食べすぎないように気をつけましょう。
間食を野菜や果物にするなど意識するのがおすすめです。しかし神経質になりすぎる必要はありません。好きなものは味わってほっとする時間も大切です。医師から食事制限をするように言われていなければ食べることを楽しみつつ、無理のない範囲で気をつけましょう。

逆子
妊娠25週になり、妊婦検診で医師から逆子だと指摘されることがあるかもしれません。しかしこの時期は、まだ子宮内にゆとりがあるため、逆子はそれほど珍しくはありません。妊娠34週までにおよそ95%の胎児は頭を下にすると言われており、逆子が治る可能性は充分あります。心配しすぎず、ゆったり過ごしましょう。
