産婦人科・内科 八重洲セムクリニック(東京駅5分)|新型出生前診断(NIPT)・IPT療法

胎動をより感じやすくなる!?妊娠26週の妊婦さんの様子とこの時期のトラブル

今回は妊娠26週の妊婦さんの様子とこの時期のトラブルについてお話ししたいと思います。
妊娠26週になるとお腹が前にせり出してきます。体が重い動きづらいなと感じる妊婦さんもいるかと思います。足元が見えにくくなってくるので段差に気をつけてください。

妊娠26週の妊婦さんの様子

呼吸がしにくくなる

大きくなった子宮が横隔膜を圧迫するようになるため、呼吸がしにくいと感じることがあるかもしれません。ゆっくり深呼吸をする姿勢を変えてみるといった工夫をして少しでも楽になれる方法を見つけましょう。息が上がりやすくなったり、普段より呼吸が速くなるかもしれませんが、貧血がなければ意識して深呼吸をしてみましょう。

おりものの量が増える

妊娠中期になるとおりものの量が増加します。また、おりものが増え、外陰部が痒くなることがあります。刺激の弱い石鹸で洗うなど清潔にしましょう。ただし洗いすぎもNGです。気になるときは医師に相談しましょう。多くは心配のない生理的な変化ですが、痛みを伴う出血がある場合はすぐに受診しましょう。

お腹が張りやすくなる

胎児が入っている子宮は筋肉でできており、通常は緩んだ状態です。しかし妊婦さん自身の行動や何らかの刺激によって筋肉が緊張し収縮することがあります。この状態を医学的には子宮収縮と呼び、一般的にはお腹が張るという言葉で表されます。

妊娠26週はお腹の張りを感じることが増えます。無理に動き回ったり同じ姿勢で長時間立ち続けたりすることは避けましょう。お腹の張りを感じたらすぐに休むようにしてくださいね。しばらく休んで収まる程度なら心配ありませんが、休んでも収まらない、1時間に2回以上腹が張る、悪化してきた場合はすぐに受診してください。

より胎動を感じやすくなる

4つ目はより胎動を感じやすくなります。胎児のキックする力が強くなるため、胎動を感じやすくなる時期です。2時間に10回程度は胎動があります。胎児によって胎動にも個性がありますが、胎児は約30分間隔で寝たり起きたりを繰り返しているため、ちょうど胎動カウントしようとしたときに寝ていてあまり動かないこともあるかもしれません。

胎動が少ないかなと感じたら、椅子に座る横になるなどリラックスした状態で数えてみてください。時間待っても全く動かない場合や2時間で10回以下の場合は受診しましょう。

この時期のトラブル

妊娠糖尿病

妊娠すると血糖値が上がりやすくなります。普段膵臓で作られるインスリンと言うホルモンが血糖を下げてくれていますが、妊娠するとインスリンの量や働きが抑えられるため、血糖が上がりやすく、妊娠糖尿病になる人がいます。特に妊娠後半に血糖値が上がりやすいため、妊娠24週から28週ごろに糖負荷検査を受け、妊娠糖尿病にかかってないか確認します。

妊娠糖尿病になると巨大児が産まれやすくなったり、胎児の発育不全を起こしたり、母体も将来的に糖尿病になりやすくなるなど様々なリスクがあります。妊娠糖尿病が判明した場合、食事療法やインスリン療法を行います。場合によっては入院してしっかり血糖コントロールを行う必要が出ることもあります。

体重増加

妊娠26週になると胎児は急激に成長し、体重増加のペースが上がります。定期的に体重をチェックし管理を心がけましょう。もともと運動習慣がない方が急に運動を始めるのは難しいため、検診の際に相談しましょう。管理栄養士さんがお勧めのレシピを共有してくれることもあります。