産婦人科・内科 八重洲セムクリニック(東京駅5分)|新型出生前診断(NIPT)・IPT療法

【妊娠31週】外の音が聞こえる!31週胎児の様子とこの時期のトラブル

今回は妊娠31週の赤ちゃんの様子とこの時期のトラブルについてお話したいと思います。31週の赤ちゃんは、脂肪が付いてふっくらしてきます。お腹の中で口を動かしたり、目をパチパチさせたりと可愛い仕草をしてくれます。

それではまず、妊娠34週の赤ちゃんの様子についてご紹介します。

1. 赤ちゃんの大きさについて

まず1つ目は、赤ちゃんの大きさです。赤ちゃんの大きさはおよそ51mmから62mm、体重はおよそ1230gから2040gです。赤ちゃんはふっくらと脂肪が付いて、ヤシの実ぐらいの大きさになります。この時期、脳も目覚ましく発達するため、頭も大きくなっていきます。

2. 聴覚が完成

2つ目は外の音が聞こえます。聴覚が完成してるので、ママやパパの声も聞こえてきます。大きな音にびっくりするなど、外の音に反応することもあります。

3. 赤ちゃんらしい仕草も

3つ目は、指しゃぶりやあくびをしています。赤ちゃんは口をクチュクチュ動かし、指しゃぶりをしています。まばたきやあくびを繰り返し、髪の毛も伸び、ますます赤ちゃんらしい姿になっています。

4. 子宮の中で姿勢を変える

4つ目は寝たり起きたりを繰り返しています。大きくなった赤ちゃんにとって、子宮の中はだんだん窮屈になってきます。この時期から赤ちゃんは子宮の大きさに合わせて、足を胸の前で抱え込むように折り曲げ、背中を丸くした姿勢をとるようになります。

赤ちゃんは、お腹の中で20分から30分毎に寝たり起きたりを繰り返しています。赤ちゃんが寝ている間は胎動がないのが普通です。ただし、1時間様子を見ても胎動がない場合は受診しましょう。

5.五感や体の機能が完成する

脳や肺、消化器系の機能はまだ完成していませんが、その他の機能は成熟してほとんど出来上がっています。

万が一、早産しても生存できる可能性が高くなります。五感が完成し、体温調節の機能もでき、赤ちゃんは出生に向けて確実に準備をしています。

この時期に気をつけたいトラブルについて

次に、この時期のトラブルについてご紹介したいと思います。

1. 妊娠高血圧症候群

妊娠高血圧症は、妊娠8ヶ月以降の妊婦さんの1割程度が発症すると言われています。

最高血圧が140mmhg以上、最低血圧が90mmhg以上の場合は高血圧と診断され、妊娠高血圧症候群を疑います。発症した場合、食事療法が中心になります。食生活の見直しをしたり、食事からは取りづらい栄養素をサプリから摂取するのもおすすめです。

妊娠高血圧症候群は、母体、胎児両方にとってリスクがあるため、予防することが大切です。塩分を控える、適正な体重を維持する、規則正しい生活をする、適度な運動をするなど心がけましょう。妊娠高血圧症候群について詳しい投稿もあります。気になる方はぜひご覧ください。

2. 切迫早産

切迫早産とは、早産になりかけている状態を指します。痛みが強まる下腹部痛、安静にしてもおさまらないお腹の張り、性器からの出血は、破水したなどが切迫早産の兆候となります。この時期に早産した場合の赤ちゃんの生存率は95%です。

ただし、合併症の心配があるため、NICUで経過を慎重に管理していることになります。お腹の中にいる期間が長く、出生体重が重いほど、後遺症のリスクを減らすことができます。切迫早産と診断されたら、医師の指示に従って入院または自宅で安静に過ごします。

3.逆子

31週の時点で逆子でも多くの赤ちゃんが34週くらいまでに自然に頭を下に向けます。逆子体操や寝る時の体制など、医師の指示があったときは取り入れましょう。