産婦人科・内科 八重洲セムクリニック(東京駅5分)|新型出生前診断(NIPT)・IPT療法

胎動が減る💦妊娠36週の妊婦さんの様子と注意すること

今回は、妊娠36週の妊婦さんの様子と、この時期に注意することについてお話ししたいと思います。
妊娠10ヵ月に突入し36週から臨月となります。出産予定日まで残り1ヵ月です。

妊娠36週の妊婦さんの様子

1. 赤ちゃんの大きさ

子宮底長は30センチから33センチです。子宮底長とは恥骨結合部から子宮底までの長さのことです。

妊娠36週になると、妊婦さんのみぞおちあたりまであった子宮が少しずつ下がっていきます。これまで胃が圧迫されて食事が取りづらかったり後期つわりの症状があった妊婦さんは少しずつ緩和されていきます。

2. 体重が増えやすくなる

妊娠36週になると、胃の圧迫がなくなったことで食欲が出てくる妊婦さんも多いかと思います。さらにこの時期は、出産に備えて体内の循環血液量が最大になるためより体重が増えやすい時期といえます。

胃が少しずつスッキリしてきて食事が取りやすい時期ですが、胎児の成長が急速に進む時期でもあるため、自分の好きなものではなく、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

3.前駆陣痛が起こりやすい

前駆陣痛とは、臨月に入ってから起こる不規則な子宮の収縮のことです。前駆陣痛の特徴は起こるタイミングは不規則であり、持続する時間もまちまちです。症状の現れ方にも個人差があり、腰痛や下腹部痛など様々です。

お腹の張りや痛みが繰り返し起こる場合、張りが継続している時間と痛みと痛みの間の感覚を計測してみましょう。計測に便利なアプリがたくさんあるので使いやすいものをダウンロードしておくのもオススメです。

4.胎動を感じる回数が減少

妊娠36週になると赤ちゃんの頭が骨盤に入って固定されるため、胎動を感じる回数が減少します。しかし胎動を感じる回数は減っても全く感じなくなる事はありません。

もし胎動を全く感じられないと思ったら、胎動をカウントしてみましょう。反対に生まれる直前まで、胎児が元気に動いていると言う場合もあるので、個人差が大きいことを理解しておきましょう。

この時期に注意すること

1. 妊婦検診のペースが週一に

1つ目は、妊婦検診のペースが週一になるので忘れないようにしましょう。妊娠36週になると臨月に入り、妊婦さんはいつ陣痛が始まってもおかしくない時期になります。そのため、妊婦検診を1週間に1回のペースで行い、母子の健康状態を詳しく調べる必要があります。

この時期の妊婦検診では、羊水の量や胎児の成長度合いを確認します。妊婦検診の内容もこれまでは問診とエコー検査だけでしたが、胎児の心拍を図るNSTの検査も加わります。NSTは20分から40分ほど横になり、お腹に機械をつけて子宮の収縮の回数や強さをチェックし、お産の準備がどの程度進んでいるのかを確認することにも役立てられます。

2. おしるしに注意

妊娠36週に入ってからの出血は、お産が始まる際のおしるしである可能性があります。おしるしは粘り気のあるおりものに血液が混じるものを指しますが、茶色っぽく見える場合もあります。

おしるしがあったからといってすぐにお産が始まるとは限りません。出血量がごく少量の場合もあり、見逃してしまいがちですが、茶色でも出血している事は明確なので、病院に連絡して指示を仰ぎましょう。