今回は生後0ヶ月の赤ちゃんのお世話についてお話したいと思います。
羊水に浸かっていたお腹の中から外の世界へやってきた赤ちゃん。生後0ヶ月は、出産によって劇的に変化した環境へ適応するためのとても大切な時期です。
赤ちゃんの大きさについて
それではまず、赤ちゃんの大きさについてお話したいと思います。
赤ちゃんの大きさの目安は、男の子が体重2100gから3800g、身長44cmから52cm。女の子が体重2100gから3700g、身長44cmから52cm。退院時の赤ちゃんは、生まれた時より体重が5%から10%ほど少なくなります。これを新生児の生理的体重減少といいます。胎便の排泄や皮膚からの水分蒸発によるもので、10日前後で回復します。

新生児の生理的体重減少が落ち着いた赤ちゃんは、1日に25gから50g体重が増加します。赤ちゃんによって幅があり、毎日同じだけ増えるわけではありません。また、出生体重が2500g未満だった場合、低出生体重児といい市町村に届け出る必要があります。低出生体重児を育てるには、赤ちゃんの家族と地域、そして医療が密になって連携することが求められるため、届出が必要となっています。
授乳やミルクについて
2つ目は、赤ちゃんの食事である授乳やミルクについてです。母乳の出が安定するまで、人によっては2週間くらいかかることもあります。赤ちゃんもまだおっぱいの吸い付きが弱かったり、上手に飲めなかったりします。体重がそこそこ増えているようであれば、諦めず、焦らず、お腹が空いて欲しがる時におっぱいをあげることを続けてみましょう。
頑張っているけどなかなか母乳が出ないときは、ミルクを足すのも一つの手です。ミルクをあげるときも、母乳をあげる時と同じように目を見つめながら愛情たっぷり注いであげるといいです。
睡眠について
3つ目は睡眠についてです。この時期の赤ちゃんは1日のうち16時間から20時間は眠ると言われるぐらいに、昼夜の区別はほとんどないまま、1日の大半を寝て過ごしています。ただし、睡眠は小刻みで、1回の睡眠時間は多くても2時間から3時間ほどです。
夜中も泣いて起きてオムツを替えてもらい、おっぱいを飲んで寝るの繰り返しなので、ママはまとまった睡眠時間がとれません。この時期は、赤ちゃんと一緒に寝て起きるという生活リズムで過ごしましょう。

おむつ替えについて
4つ目はおむつ替えについてです。生後3ヶ月ぐらいまでの赤ちゃんは、1日におしっこを15回から20回、柔らかいうんちを2回から10回します。免疫力も弱く、皮膚のトラブルや尿路感染も起こしやすいので、こまめにオムツを替えましょう。
おむつを変えるときは、赤ちゃん用のおしりふきシートなどで、おしりや性器の周りを優しく丁寧に拭きます。男の子は、性器の後ろや睾丸のひだやシワの間も忘れずに拭きましょう。女の子は必ず前から後ろに向かって拭いてください。大腸菌などの雑菌が膣や尿道に入らないようにするためです。うんちがこびりついてしまったときは、シャワーで洗いましょう。
