産婦人科・内科 八重洲セムクリニック(東京駅5分)|新型出生前診断(NIPT)・IPT療法

【赤ちゃんの性別はいつ分かる?】エコー検査での性別の見分け方

今回は妊娠したら気になる赤ちゃんの性別についてお話ししたいと思います。

待望の赤ちゃんを妊娠した喜びを夫婦で満喫した後、お腹の赤ちゃんが女の子なのか男の子なのか気になり始めるかと思います。

エコー検査での見分け方

エコー検査で性別を判定する時に、1番のポイントになるのが外性器の形です。

男の子の場合、外性器は比較的わかりやすく、足と足の間にピーナッツのような形の睾丸がついているかどうかで確認します。15週位で陰嚢を確認できると男の子の可能性があると判断されることもあります。

女の子の場合、男の子のように外性器がはっきり確認できずにわかりにくいのですが、太ももと太ももの間に木の葉のような形をした外陰があるかどうかで確認します。また子宮と膀胱が2つの黒い点になって確認できることもあります。

3Dや4D等のエコーを取り入れている産院もありますが、通常は2Dの超音波検査で性別を判断できます。最近の超音波検査は精度が上がっており、何度かある妊婦検診の中でどこかのタイミングで性別がわかるものです。それでも100人中100人がわかりやすいと言う事はなく、胎児の位置によってわかりにくいことがあるので、100%判定が可能とは言い切れないそうです。

性別がわかる時期

受精した瞬間から性別が決まっているとは言え、受精卵の段階では、男の子の受精卵なのか女の子の受精卵なのかはわかりません。妊娠初期に性別を判断するのは難しいようです。

妊娠8週から11週の時期は、胎児の体は3頭身位になり、頭・胴・手足が見え始めて人間らしい姿形になってきます。10週くらいには男女の違いが出てくるので、性別がわかる時期と言えるようです。

妊娠12週から15週の時期は妊婦検診の時のエコー検査で性別がわかることもありますが、胎児の位置や体勢によって外性器の見えやすさに違いがあるのでまだまだ確認しづらい時期です。

妊娠16週を過ぎると安定期に入り、ママは赤ちゃんの胎動を少しずつ感じ始める時期です。骨や筋肉も発達してきて、赤ちゃんらしい体つきになり、超音波検査で外性器が良く見えれば性別の判断がつくようになります。

妊娠20週になるとママのお腹の膨らみも目立ち始め、胎児の大きさは20センチから30センチ位になります。男女の区別がはっきりして性別をより判別しやすくなります。

妊娠週数が進むに従って性別の判定はしやすくなりますが、それでも超音波検査の時に胎児がうずくまっていたり、手や足の角度で、性器が隠れていると判断できないこともあります。

性別を先に知っておくメリット、デメリット

次に性別を先に知っておくメリット、デメリットについてご紹介します。

メリットは、性別が分かっていれば、赤ちゃんの洋服や小物など女の子向け男の子向けと事前に用意しておくことができます。また名前を考える上でも性別がわかっていると考えやすいです。また女の子と男の子の特性は異なる傾向があるので、事前にしておくことで、育児のイメージが膨らみやすいです。

デメリットとしては、生まれてくるまで「どっちかなぁ」と夫婦であれこれ想像したりワクワクする期間が減ります。性別は生まれてくるまで知らないでおきたいママパパもいます。尋ねられるまでは医師からは何も言わないと言う方針の医師もいます。赤ちゃんの性別がわかるようであれば、知りたいと言う旨を伝えてみましょう。

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