はじめに
今回は生後0ヶ月の赤ちゃんの成長についてお話したいと思います。
この時期の多くの赤ちゃんはまだ昼夜の区別がつきません。お腹が空けば泣き、オムツが濡れれば泣き、ママは常に睡眠不足です。この時期の赤ちゃんはだいたいこんなペースなので、あまり気負いすぎずにお世話をしましょう。
■赤ちゃんの脳の発達
それでは、まず、赤ちゃんの脳の発達についてお話したいと思います。新生児を抱っこするときは横抱きが基本です。首のすわらない赤ちゃんの場合、不安定な首とおしりをしっかり支えながら抱くのがコツです。抱っこされている感覚は、赤ちゃんの脳を刺激します。
新生児期の赤ちゃんの脳の神経回路は、これから急速に発達して行きます。赤ちゃんの肌に触れて刺激すればするほど、脳の発達を助けることにつながります。

■皮膚のバリア機能を高めます
2つ目は、皮膚のバリア機能を高めます。少し前の時代であれば、保湿よりあせも対策という方針で育てていた方が多かったですが、今は新生児期から保湿ケアをすることが進められています。
病院で処方される保湿剤や刺激の少ない赤ちゃん用ローションなどを使って全身を保湿することで、皮膚のバリア機能が高まり、将来アトピー性皮膚炎になるリスクを避けることが分かってきています。
■泣きのピークがやってきます
生後3週頃、多くの赤ちゃんに泣きのピークが訪れるます。温かくて守られているだけだった快適なお腹の中から、外の世界へと環境が変わったことを認知し始めて、新しい環境に適応できずに泣き続けるのだと言われています。
赤ちゃんが泣くのはほとんどの場合、おむつが濡れている時やお腹が空いた時、寒すぎたり暑すぎたりする時、眠いのに眠れないなど不快と感じている時です。赤ちゃんが泣き始めたら、まずはおむつを見て、汚れていたら取り替え、母乳やミルクを与えてみましょう。そして部屋の温度は22度から27度ぐらいの快適な温度になっているか、冬場は空気が乾燥しているので、湿度が60%以上を保っているかを確認してみましょう。
抱っこしてトントンと背中を優しく叩いてあげることで落ち着くこともあります。しかし、この時期は空腹や排泄といったはっきりとした理由がないのに泣き続けるということもあります。泣きたいから泣いているんだと思って、気の済むまで泣かせてあげましょう。
赤ちゃんは泣くことで筋肉が鍛えられ、心肺機能も高まっていきます。ただし、熱はないか、皮膚に発疹などないか、下痢や嘔吐はしていないか、おむつかぶれをしていないか、よく観察もしましょう。赤ちゃんがいつもと様子が違う場合は、病院で診てもらってください。

