今回は産後5か月のママの様子についてお話したいと思います。
生後5ヶ月になると赤ちゃんはどんどん成長し、感情表現も豊かになり、赤ちゃんとのスキンシップも楽しくなる頃かと思います。その反面、気分の落ち込みや精神的に不安定になることもある時期なので、無理せず頑張りすぎないようにしてください。
それでは、産後5か月のママの様子についてお話したいと思います。
抜け毛
まず一つ目は抜け毛です。この時期、抜け毛に悩むママもいます。抜け毛には女性ホルモンが影響しています。抜け毛を防いでくれるエストロゲンが産後は急激に減少するため、抜け毛が増えてしまいます。また、睡眠不足や疲労、環境の変化による精神的負担などのストレスも抜け毛の原因となります。
抜け毛のピークは産後直後から産後半年ぐらいがピークと言われています。女性ホルモンのバランスが正常に戻り、毛が生え変わるサイクルが安定してくると、だんだん抜け毛もおさまっていきます。

骨盤矯正
2つ目は骨盤矯正です。産後の骨盤矯正で効果のある期間とされているのが、産後半年までです。まだ骨盤が正しい位置に戻ってこないママは、骨盤矯正をしておきたい時期です。骨盤が歪んだままでいると太りやすくなったり、更年期になってから尿漏れや腰痛に悩まされたりということもあります。
自分で骨盤を矯正する方法として、リフォームインナーを着用する方法と、骨盤矯正エクササイズを行う方法があります。自分で行うことに自信が無い場合は、整体や接骨院で骨盤矯正をしてもらう方法や、ヨガ教室に通うなどの方法があります。体を動かすことは、便秘解消や腰痛解消の効果もあります。
腱鞘炎
3つ目は腱鞘炎です。今まで腱鞘炎とは無縁だった方も、産後に腱鞘炎になるケースがあります。初産のママは特に腱鞘炎になる可能性がより高い傾向にあります。原因は大きく分けて3つあります。
1つ目は、赤ちゃんの世話で手首や指を酷使してしまうことです。赤ちゃんの頭を支えながらミルクをあげたり、お風呂の際に頭を抱えたり抱っこしたりと、育児中は手首を長時間使う動作を毎日繰り返します。聞き手と逆の手で頭を抱えることが多いので、右利きの人は左手首を、左利きの人は。右手首が腱鞘炎になりやすいです。
2つ目は、手首の筋肉量がもともと少ないことです。手首は人体の中でも筋肉量が最も少ない部位の一つです。筋肉量が少ないということは、それだけ疲労がたまり、腱鞘炎にもなりやすいといえます。
3つ目は、産後は女性ホルモンの分泌が大きく減少することです。女性ホルモンの1種であるエストロゲンには、炎症による腫れなどを改善する作用があり、腱鞘炎の発症を抑制していると考えられています。そのため、エストロゲンの分泌が減少する産後は、腱鞘炎を発症するリスクが高い時期となります。
予防策としては、抱っこするときに手首を返さないことです。大切なものを抱えるとき、自然と感覚が一番鋭い手のひらを使おうとしますが、これを繰り返して行っていると腱鞘炎になりやすくなってしまいます。

情緒不安定になりやすい
4つ目は、情緒不安定になりやすいです。
この時期、精神的に不安定になり、自分の感情をコントロールできなくなることがあります。特に産後直後から生後6か月にそのような状態になる場合が多いです。悲しくなって涙が出る。些細なことでイライラする。気分が落ち込んで、何もやる気が起きない。急に不安でたまらなくなる。夫や子供に愛情を感じられなくなるなどの症状が現れることがあります。
原因ははっきりしていませんが、育児に対する不安や睡眠不足、育児による疲労が影響しているようです。また、妊娠出産によるホルモンバランスの乱れも考えられます。このような状態になるのは、自分だけではなく、多くのママが経験するものであること、一時的なものであると考えて、自分を安心させてあげてください。家族や友人に相談したり、保健センターなどに相談するのもお薦めです。
