産婦人科・内科 八重洲セムクリニック(東京駅5分)|新型出生前診断(NIPT)・IPT療法

【生後8ヶ月③】離乳食中期に注意する!食物アレルギーとは🤔

はじめに

今回は、生後8ヶ月に注意したい食物アレルギーについてお話したいと思います。生後8ヶ月頃になると離乳食を始めて2-3ヶ月が経ち、少しずつ赤ちゃんが食べることに慣れてくる頃かと思います。また、新しい食材にチャレンジする機会も多くなり、与える食材が増える分、アレルギーを起こす可能性のある食材を試す機会も出てきます。今一度、食物アレルギーについて知っておきましょう。

食物アレルギーとは?

まず、食物アレルギーとは?についてお話したいと思います。食物アレルギーとは、食べ物に含まれる物質によって、本来は体を守ってくれるはずの免疫が過剰に反応し、さまざまな症状を引き起こすことを食物アレルギーといいます。口からの摂取以外にも、皮膚との接触や、吸入などでもアレルゲンが体に取り込まれると、食物アレルギーを起す原因になります。

食物アレルギーのタイプについて

食物アレルギーのタイプについてお話したいと思います。食物アレルギーのタイプには3つあります。

即時型

アレルゲンを体内に取り込んだ後、平均して15分から30分、長くて2時間ほどで症状が現れます。アナフィラキシーを起こしやすいタイプです。

自発型

アレルゲンを体内に取り込んだ後、平均して6時間から8時間が経過して症状が現れます。

遅延型

アレルゲンを体内に取り込んだ後、平均して1-2日が経過してから症状が現れます。

離乳食時に注意する食品

次に、離乳食時に注意する食品についてご紹介したいと思います。

アレルギー表示義務7品目

1つ目は、アレルギー表示義務七品目についてです。食物アレルギー症状を引き起こす事が明らかになった食品のうち、特に発症数と重篤度から関して表示が義務化されたものを特定原材料といいます。
対象品目は、エビ、カニ、小麦、そば、卵、乳製品、ピーナッツです。

アレルギー表示推奨21品目

食物アレルギー症状を引き起こす事が明らかになった食品のうち、症例数や重篤な症状を引き起こす人の数が継続して相当数見られ、可能な限り表示することが推奨されたものを特定原材料に準ずるもの、と呼びます。

対象品目は鶏肉、豚肉、牛肉、イカ、いくら、さけ、さば、アワビ、バナナ、りんご、オレンジ、キウイフルーツ、もも、大豆、ごま、アーモンド、くるみ、カシューナッツ、松茸、山芋、ゼラチンです。

食物アレルギーの症状について

次に、食物アレルギーの症状についてお話したいと思います。食物アレルギーの症状で最も多く見られるのが皮膚症状です。他には、せき、目のかゆみ、腹痛など、赤ちゃんによって症状は様々です。命に危険が及ぶことや、アナフィラキシーという重い症状が現れる場合もあります。

場所別に症状をお伝えします。

皮膚の症状:かゆみ、じんましん、むくみ、湿疹

粘膜の症状:目は充血、むくみ、かゆみ、涙、まぶたの腫れ 鼻は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり 口は、違和感、腫れ、のどのかゆみやイガイガ感

呼吸器の症状:喉が締め付けられる感じや、声がれ、咳、息苦しさ

消化器の症状:腹痛、嘔吐、下痢、血便

全身の症状:脈が速くなる、ぐったりする、意識がもうろうとする

これらの症状は1つだけ現れる場合もあれば、複数の症状が現れる場合があります。

複数の場合は、アナフィラキシーと呼びます。アナフィラキシーの症状に追加して、血圧低下や意識障害など急激に前進の症状が進行する場合を、アナフィラキシーショックといいます。これは生命の危機に及ぶ場合もあります。そのため、初めての食材を与える時は、必ず病院がやっている時間に与えるようにしましょう。