産婦人科・内科 八重洲セムクリニック(東京駅5分)|新型出生前診断(NIPT)・IPT療法

【生後8ヶ月④】産後8ヶ月のママに起こる悲劇3選😫 💦

はじめに

今回は、パパにも知っておいてもらいたい産後8ヶ月のママの体調についてお話したいと思います。産後8ヶ月までのママの身体は、交通事故患者と同じくらいのダメージがあります。出産から8ヶ月経つと、ママはこのことをすっかり忘れてしまいますが、今一度、しっかりご自身の体調を把握しておきましょう。そして、パパはしっかりママのことをサポートしてくださいね。

それでは、産後8ヶ月のママの体調についてお話したいと思います。

風邪をひきやすい

まず1つ目は、産後は風邪をひきやすいです。出産が終われば、身体の状態はすっかり妊娠前に戻ると思われがちです。しかし、産後は妊娠中に大量に分泌されていた女性ホルモンが急激に減少し、定期的な月経が開始されるまでホルモンバランスの乱れが続きます。その影響で、自律神経の乱れ、肌荒れ、便秘、めまいなどのトラブルが引き起こされ、人知れず産後の不調に悩んでいるママさんは多いです。

さらに、産後は昼夜問わず赤ちゃんのお世話をするため、生活が乱れて慢性的な睡眠不足に陥り、疲れやストレスがたまりやすくなって、ステロイドホルモンの分泌が促進されることが知られています。このような自律神経の乱れやステロイドホルモンの過剰分泌は免疫力を低下させるため、産後は風邪をひきやすい状態になります。

脱水症状

2つ目は、産後は脱水症状に陥ります。母乳はママの血液から生成されます。一日あたりの生産量には個人差がありますが、600から800mlほどと言われており、ママの血液は思いのほか多く消費されています。

血液はおよそ45%が赤血球、白血球、血小板という細胞成分であり、およそ55%が血しょうという液体成分で出来ていて、血しょうのうち90%ほどが水分です。そのため、母乳生産のため血液が不足しがちなママは脱水症状に陥りやすく、のどの鼻も乾燥しやすくなります。
一方、ミルク育児のママも赤ちゃんの世話に夢中になっていると、充分な水分補給を忘れてしまい、脱水気味になることが少なくありません。

筋肉を酷使

3つ目は、産後は筋肉を酷使します。育児中は、抱っこや授乳などで今まで使わなかった筋肉を酷使するようになります。その上、お出かけするときは大きな荷物を持たなければなりません。そのため、肩や首、腰などの慢性的なコリに悩まされるママも少なくありません。
身体がこってくると、たまりがちな疲れを助長します。

また、筋肉のコリにより結構が悪くなることで、むくみや寒気、頭痛などの症状が現れ、長引くだるさの原因となることもあります。育児疲れは、思わぬ病気が原因になっていることもあります。動悸やめまい、立ちくらみなどの身体症状や抑うつ、過度な不安感やイライラ感などに悩んだときは、無理をせず病院に相談しましょう。育児中は自分の時間が確保できず、病院に行きづらいというママも、家族に協力を得て早めに対処することが大切です。